元帥という称号があります。一般的には軍で最高の階級であると認識されていますが、大日本帝国陸海軍(初期の帝国陸軍を除く)ではそれは正確ではありませんでした。
元帥の称号が贈られた有名な帝国軍人には東郷平八郎や山本五十六などがいますが、いずれも階級は大将です。
上記二人の階級を書くとすれば、元帥海軍大将となります。
唯一階級として元帥の地位にあったのは西郷隆盛であり、彼の階級は陸軍元帥でした。
つまり、西郷隆盛以外の元帥はあくまでも功績のあった大将に贈られる称号であり、階級ではなかったのです。
現在の自衛隊には元帥に相当する称号や階級はありませんが、実は大将に相当する階級もありません。
陸海空自衛隊の最高の階級はそれぞれ陸将、海将、空将ですが、国際的にはいずれも中将に相当する階級なのです。
ただし、自衛隊のトップにあたる統合幕僚長及び、各自衛隊のトップにあたる陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長の各役職に就いた将のみ大将に相当する扱いとなります。
なお、帝国陸軍には西郷隆盛を除くと17人、帝国海軍には13人に元帥の称号が贈られました。
ただし、帝国海軍では、山本五十六提督は搭乗機を撃墜されて戦死後、古賀峯一提督は搭乗機が行方不明となって殉職後、それぞれ追贈されています。
Tags : 軍事
Posted by r on 2007年04月14日 10:49 edit
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