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どの国でも軍歌と言えば兵や国民の士気を高める目的で勇ましい雰囲気のものが多いと思います。
フランス国歌であるLa Marseillaiseが元々軍歌であることは有名ですが、これもフランス革命戦争でフランスがオーストリアに宣戦布告した際に軍人が作った曲です。
日本で有名な軍歌は軍艦行進曲を筆頭に"月月火水木金金"や"出征兵士を送る歌"、"敵は幾万"などがあります。これらはまさに士気高揚に効果的だっただろう軍歌ではありますが、一風変わった軍歌も昔はありました。
雪の進軍というのがそれで、軍歌のくせに厭戦的な雰囲気がにじみ出ています。
雪の進軍が作られたのは日清戦争があった明治28年。この頃はまだまだ軍も寛容だったんですね。
しかし日中戦争の時代になると、こんな歌詞じゃダメだと軍が最後のどうせ生かして還さぬ積りの部分をどうせ生きては還らぬ積りに変えさせました。
さらに対米開戦すると、歌うこと自体を禁止しました。
一方、これよりも4年前の明治24年に作られた敵は幾万は歌詞が今の時代からするとかなり過激で、大東亜戦争時の大本営陸海軍部発表時の曲として終戦まで使われ続けました。ちなみに海軍部発表時は"軍艦行進曲"、陸軍部発表時は"抜刀隊の歌"でした。
特に3番は戦場で死ねと歌われており、雪の進軍と比べるととても同じ時代の軍歌とは思えません。
今では軍歌は街宣右翼が大音量で流すくらいでしかなかなか耳にしませんが、結構いい曲もあると思います。思想的に、ではなくて曲調などで、ですよ。
しかし街宣右翼のせいで「軍歌=極右」というイメージが出来上がってしまい、大変残念なことだと思います。
Tags : Music , 歴史 , 軍事
Posted by r on 2007年03月17日 15:13 edit
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