ある深夜、大学の弓道部の部室があまりにも汚いということで、私と友人2人で掃除をすることにしました。
部室には各員の弓や矢筒、袴などが置かれているのですが、部室とは名ばかりで私たちの雀荘と化していたので、麻雀に必要なセットが一通りそろっていました。
また、壊れた弓具や卒業生が残していったノミまみれのソファなど、邪魔なものがたくさん。
これらが六畳だか八畳だかの狭い部室に押し込められているのです。
A「燃やそう」
友人の神奈川県民Aがボソッと言いました。
クラブハウスの横はちょうど各部がちょっとした邪魔なものを燃やすスペース(本来はキャンプファイヤー用だったと思われる)があり、そこで燃やしてしまおうと言うのです。
私と友人の愛知県民Mはすぐ同意し、部室にあった邪魔な小物を運び出してさっそく燃やし始めました。
ゴミどもはいい調子で燃えて灰になり、部室もどんどん綺麗になっていきます。
Mがあの一言を言うまでは。
M「あのソファも邪魔だからよぉ、燃やしちまおうぜ」
二人掛けの、卒業した先輩の遺物。
綺麗なら使いたいところですが、ノミまみれのソファに座ろうというつわものはさすがにいません。要するに、非常に邪魔だったのです。
A「まあ先輩もわかってくれるべ」
M「燃やせばノミも死滅すんだろ」
私「でもあれはさすがにまずいんとちゃう?」
A「何で?」
私「おっきいから、燃えすぎるかもせぇへんやん」
M「一応バケツに水入れて置いときゃいいだろ」
何でそんなに楽観的なんだ! と内心思いつつ、結局同意してしまいました。
早速、横幅2メートル近いソファを運び出し、炎の上に置きました・・・。
直後、ぶぉぉぉおおおおおお!!!!!!と、炎が高さ4メートルほどまで巻き上がったではありませんか! しかも真上には細い木の枝が!
私「ほら見てみぃ! 水! 水!」
M「や、やべぇ! バケツの水じゃ足んねぇ!」
あわててホースを探しましたが、炎から6メートルほど離れたところまでしか届かないホースしかありませんでした。
やむなくそこから放水活動を開始。
真上の木の枝に燃え移ったら、確実にクラブハウスが全焼です。
3人とも我を忘れて消火。私はホースで、Mはバケツで、Aは他に何もなかったのかと言いたくなるほど小さなコップで・・・。
冷静ならAはもっと効率的な容器を探してきたはずなので、彼の狼狽ぶりがうかがえます・・・。
それでも何とか炎の拡大を阻止し、ソファは燃え尽きて鎮火しました。
白い煙を立てて消えゆく炎を見つめながら、もはや二度と火遊びはするまいと誓ったのは言うまでもありません・・・。
それにしても、誰もいない深夜で本当に良かった。
昼間だったら大騒ぎになり、消防車が呼ばれ、私らが停学処分になっていた可能性が大いにありました(汗
Tags : 思い出
Posted by r on 2006年08月05日 09:44 edit
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