うちの高校には、非常に立派で広大な庭園がありました。
掃除や手入れは全て業者がやるので、見ているだけで和める空間です。
ところが、生徒は一切の立入を禁じられていました。意味ないやん。
しかし、禁じられればやりたくなるのが心情ってもんです。
私のクラスはちょうど一階で、その立派な庭園との間には窓を一枚隔てただけ。その気になれば簡単に行き来出来るわけです。
しかもちょうど私の教室の横の部分はちょっとしたスペースになっていて、紙を丸めたボールを手で打つ野球まがいのことをやるのにもってこい。
しかし休憩時間もたまに教師が教室にふらりとやってくることもあり、見つかる危険性も大。
そこで、私たちは斥候を廊下などに配置することにしました。
また、敵(教師)を発見した場合に備え、教室の窓を一気に突破出来るようにする踏み台も庭園側に配備。
斥候が敵を発見した場合、まず斥候は口笛を吹きます。
すると庭園に面する教室の窓に配された兵が「退避ー!」と叫びます。
すると庭園にいたやつらは全速力で窓を突破し、何事もなかったように教室内で遊ぶわけです。
時々暇な斥候が、敵が来ていないのに口笛を吹くこともあり、これを「演習」と呼んでいました。
演習の成果もあり、各員迅速な退避行動を取れるようになり、一度も敵に見つかることはありませんでした・・・。
Tags : 思い出
Posted by r on 2006年08月03日 15:07 edit
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