現在地球上でもっとも速い地上の乗り物はリニアモーターカーです。
日本では昔からリニアの実用化に向けて研究を続けていますが、実用化に至っているのは名古屋のLinimoだけで、しかも速度はさほど速くありません。
リニアモーターカーと呼ぶにふさわしい速度で営業運転しているのは、中国の上海にある上海磁浮だけです。
最高速度は時速431キロですが、いかんせん試験的な意味合いも強い路線であるために距離が短く、最高速度で走るのは10分程度だそうです。
それ以上最高速度で走り続けると終着駅までに止まれないんだとか。
このリニアモーターカーはドイツの技術を導入して建設されたそうですが、実際に乗った社長曰く、
「あんなもん日本で営業運転なんか出来るか。ジェットコースターみたいに揺れまくりや」
だそうです。とにかく揺れがひどくて、長時間乗ると確実に酔うと言っていました。
日本は新幹線が主流ですが、"車輪"という足枷があるため、どんなにがんばっても時速500キロが限界だろうと言われています。
それ以上出すと車輪が持たないし、騒音等もひどいからです。
しかし世の中色んなことを考える人がいます。
飛行機などよりも圧倒的に速く走れるリニアモーターカーが理論上は可能という話。
大まかには、リニアモーターカーの路線を丸ごと真空状態にし、空気抵抗を排除することによって驚異的な速度を出すことが出来るのだそうです。
その速さ、時速6000キロ。
今は亡き旅客機コンコルドがマッハ2(高度11キロ[約3万6000フィート]で時速約2000キロ)であることを考えると、いかに速いかがわかります。
このリニアモーターカーが実現したとすると、単純計算で東京-大阪間が5分、東京-北京間が20分、大阪-ロサンゼルス間が1時間半で結ばれます。
大阪からロサンゼルスへ、日帰りで遊びに行くことだって出来てしまうのです。すごすぎる。
もっとも、これほどのリニアモーターカーが出来る頃には、旅客機も一旦宇宙へ出て、宇宙を高速飛行し、大気圏に再突入してさらに短時間で遠くへ行けるようになっているでしょうが・・・。
Tags : 科学技術
Posted by r on 2006年03月10日 12:56 edit
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