r-Studio

« Firefoxが日本でシェアを伸ばせない理由 | サメが兵器になるかも »

悪夢

文字サイズ変更:

文字サイズ大

文字サイズ標準

文字サイズ小

現在の文字サイズ:

文字サイズ大

文字サイズ標準

文字サイズ小

Top > 私事 > 悪夢

会社でとっても恥ずかしいことがありました。私のことじゃありませんが。

営業をつとめる社員Aさんは、うちの社長に大恩がある身です。
大きな借金を抱えて路頭に迷っていたところを社長に拾われ、借金を肩代わりしてもらい、うちの社員になったという経緯があります。

しかし営業成績は常に社内最下位で、それが五年続きました。
たいがい社長は身内に甘い人ですが、さすがに限界を超えました。

「いい加減にしろ。あと一ヶ月以内に結果を示せ」

そして一ヶ月後、Aさんは退職を社長に申し出ました。
社長は"去る者は追わず"という考え方ですが、色々あってあるとんでもない事実を社長は知りました。

Aさんには500万円のサラ金からの借金があったのです。
Aさんは独身で彼女もおらず、実家で母親と二人で生活しており、大きな買い物をしたとも聞かず、何故それほどの借金があるのか。答えは、パチンコとホステスへの貢ぎ物だったのです。

社長は激怒しました。
過去に一度借金を肩代わりして、そればかりか働ける環境を提供してやったのに、何だこの様は! と。

あまりの怒りに、社長は全社員の前でAさんを名指しで批難しました。
諸々の事情はこのとき私の知るところとなります。
というか、こんな恥ずかしいことが他にあるでしょうか? 私なら耐えられません。

Aさんは泣き崩れました。そして翌日から会社に来なくなりました。
代わりにAさんの母親が会社を訪れ、社長に謝罪と、もう一度チャンスを息子に与えてあげてくれと泣いていました。
ここまで来ると、皆ひきます。Aさんは38歳なのに、まるで小学生じゃないですか。挙げ句にAさんが来なくなって三日後、「鬱病だと診断された」とのこと。

鬱病をバカにしているとしか思えません。
私は祖母が鬱病になったことがありますが、本当に大変でした。下手をすれば自殺してしまいかねないのです。Aさんのは絶対に鬱病じゃなく、単なる"逃げ"にすぎません。

そして一週間後、創業記念パーティーがあったのですが、何とAさんが来たのです。
「すいませんでした。もう一度チャンスをください」
と泣きそうな表情で謝罪し、しかもそのあとヘラヘラ笑いながら酒を飲んでいるのです。

ここまで図太い神経をしているとは想像もしていませんでした。社員一同唖然としていました。

社長が「今後お前はどうしたいんだ」とAさんに問うと、「私は営業に向いていないかもしれません・・・」と消え入りそうな声で答えます。
そんなことを言っている時点で、何をやってもAさんには向いていませんよ。

と、ここまでは私はAさんを批難するだけの立場だったので良かったのですが、「本人の希望」と言うことで何と私の下にAさんが配属されたのです。
ちょっと待ってくれよ、と。25歳の私が38歳の無能な部下を持つ? 冗談はよしてくれ・・・。

そして今日、Aさんがヘラヘラと「よろしく」と言いながら私の部署に来ました。
悪夢だ・・・。こいつは何も反省してない・・・。きっとまた同じことをするだろう・・・。社長は甘すぎる・・・。

Tags : 私事
Posted by r on 2006年03月03日 18:22 edit


メールアドレスの入力は必須となっていますが、公開されることはありません。
URLは投稿者名からリンクが張られます。

また、短すぎるコメントはスパムと判断される恐れがあるのでご注意下さい。




Powered by Movable Type 3.35.
© 2006-2008 r-Studio. All rights reserved.